野呂エイシロウ氏による講義でした
2023年07月08日
野呂氏の毎日はとにかく目まぐるしい。
例えば一日、何百件のメールやチャット、5つの会議や3つの会食、いくつもの執筆、手紙を書く、マスコミへの売り込みなどなど、ものすごい量の情報のインプットとアウトプットの繰り返しである。
野呂氏は「とにかく人との出会いとそれをチャンスに変えるがことがすべてである」という。
人との付き合い方を教えてくれた96年大河ドラマでの豊臣秀吉。とにかく親方に仕えること。
仕事ではなく、親方に何をすれば喜んでもらえるか、を考えて考えて行動する。今でも週に1話見てずっと実践している。
生まれや学歴は変えられないが、結果、ステージを引き上げてもらっているという。
人の性質はほぼ遺伝子で決まっているという。その本質を変えることはできないと思うが習慣は変えることはできる。習慣を変えれば結果を変えることはできるのではないか。
野呂氏は、人が何を求めているのか、何に喜ぶのか、楽しいこと、を常に探求していると感じる。圧倒的な量のインプットとアウトプットにより鍛え上げられた観察眼が数々のヒット作品やムーブメントを生み出せるのだろう。人気作家になった今でも日々の細かい努力を楽しんで工夫し怠らない。
そして野呂氏は常にご機嫌だ。そして周囲もご機嫌になる。
それがひとつの魅力だと思う。
文責 事務局