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今回は卒塾生による講義でした!

2022年01月02日

 今回は、「卒塾生経験談から学ぶ」というテーマのもと、4名の卒塾生の方々からご講義いただきました。特に、”海外赴任で一皮剝けた経験”や”転職”のキーワードを焦点に、ご自身の経験を語ってくださりました。

 

新宮達史氏(1期生):2度の海外経験での学びを語られました。20代での海外赴任では、多種多様な人種と仕事をする際、文化の差異が障壁となり意思疎通ができなかったという経験から、言葉にする重要性を知ったと語られました。

50代での海外赴任では、未知分野のマネジメントや、事業の重要ポイントにおける共通したファクターの判別の能力を獲得できたと語られ、プロフェッショナルからゼネラリストへと成長できたと述べられました。

 

 松本康子氏(4期生):転職におけるキャリアについて語られました。役職定年後、チャレンジ精神を保ち続けてベンチャー企業へ移ったことが、自身のリーダーシップスタイルを確立できたと振り返られました。そこでの経験は、組織の外での価値観を知ることによって、自分個人のバリューを発見できたと述べられました。

「チャンスに前髪はあるが後ろ髪はない」との言葉は、苦難に悩まされることより、目の前の機会に果敢に取り組むことが、成長につながるという意志が感じられました。

 

 染谷紀子氏(11期生):転職のメリットとデメリットを語られました。メリットとは、新たな知識と人脈が得られること、「常識」を見直す機会になることで、自身の適応力が向上すること、などを挙げられました。デメリットとしては、業績や社内ネットワークの再構築の必要性など、新たなスタート時の重要性を語られました。

さらに、転職の際、等身大で挑み、ポジティブ精神をキープして場の転換に順応すること、早期にサポーターを見つけること、前職の人脈も大切にすることであると説かれました。

 

 東條英俊氏(6期生):海外経験と転職経験の二軸で語られました。

外資系での業務は、配分されない一方で、商材から顧客課題に至るまで自身で定義しなければならず、能動的な活動が求められると述べられ、「物事を決めるスピードが早く、また業務は20%の完成度でもスタートさせ、やりながら修正し成長を継続させる」など、日系企業とは異なる環境の様相を語られました。

そして、部下のマネジメントにおいては、日々の業務が地道な活動であっても、それが何につながるのか目標を示すことがモチベーションのアップにつながると語られ、自身の成長と他者の成長のための有用なヒントをいただきました。

 

卒塾生の講義は、西岡塾での学びが大いに活かされた経験ばかりであり、塾生一同とても鼓舞される回となりました。

文責:議事録隊 切石右京

(以下、塾風景)
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