本日は藤原和博氏による講義でした!
本日は、教育改革実践家であり、「朝礼だけの学校」校長の藤原和博氏に、ビジネスパーソンが今後必要な力についてご講義頂きました。
これからのビジネスパーソンは、「情報編集力」を鍛えることが大切だと学びました。情報編集力とは、頭の柔らかさを用いて他人を納得させる「納得解」を生み出す力です。一方、情報編集力と対称的な力として位置するのは「情報処理力」です。情報処理力は頭の回転の速さで「正解」を導く力。大抵の優秀なビジネスパーソンは情報処理力で直面した問題の分析を行います。しかし、これからは情報編集力で新しいクリエイティブな発想を提案していかなければならないと語られました。
また「情報編集力」を養うための有効なディスカッション方法を学びました。チームでディスカッションをする時は、誰かが言ったことに即座に反応することが重要だと。仮に何の反応もなかった場合、その発言は独り言になり、ただ「情報処理」をしただけになります。そこで他人の意見に即座に反応すると新たな発想が生まれ、脳が柔軟になります。これが効果的なディスカッション方法だとおっしゃいました。
さらに今後、よりキャリアを積む方法として、希少性を磨くべきと学びました。異なる3方向の100人に1人の強みを持ち、それらを掛け算して100万人に1人の人材になればキャリアを発展させることができると。こうした希少な強みを持つことで長い社会人キャリアを充実させられると語られました。
今回の講義は、塾生同士が何度もディスカッションするアクティブラーニング方式でした。講義終了の頃には塾生の緊張も解け、情報編集力を少しずつ獲得できているという満足そうな顔が垣間見えました。
文責:議事録隊 玉川優奈