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今回は夏目氏による講義でした!

2020年09月27日
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今回は、東海バネ工業代表取締役社長であり、西岡塾11期生の夏目直一氏による講義でした。

東海バネの製品は、スカイツリーや小惑星探査機のはやぶさ、原子炉の内部等など、特殊な環境で使われ活躍しています。

夏目氏は、「手間ひまを価値に!あえて選んだ非効率」というコンセプトを軸に会社を経営しておられ、その従来の業界企業とは異なる戦略やポジショニングについて、主にお話いただきました。機械で量産できるようなバネは敢えてお断りし、東海バネでなければ作れない特殊なバネを数個単位で受注し、適正価格で販売しています。

夏目氏は以下のような「手間ひま」を「価値に」変えています。

●「社員のために会社はある」、「社員(職人)を育て幸せに働ける環境が何より重要」…すべてのバネは機械だけで完成しない。必ず職人が一つ一つ手作業で仕上げ初めて高品質なバネが完成します。どんどんチャレンジさせ失敗を歓迎する文化で、充実した福利厚生制度や、昨年より今年人として成長した社員を評価する独自の「絶対評価制度」で会社にとって都合のよい社員を育てるのではなく、人としての成長を会社全体でバックアップしています。

●「どんなバネでも製造できる在庫と設備」…あらゆる受注に応えるため、敢えて多くの在庫をもち、稼働率は無視してでも部品製造にあたっておられる精神には、お客様のために最高品質の実現を目指す信念が感じられました。さらに、同社は職人を非常に大切にしておられ、さまざまな挑戦が可能な環境が整備されており、そうした風土から、どんなバネでも製造できる職人が育つのだと感じました。

●「1個でも確実な納期」…同社は1個のバネでも確実な納期を提示されています。その信念には、「『困った』は皆同じ」という、顧客のことを想う考えがあるのだと思いました。

これらに共通することは、困った顧客に寄り添った企業風土を築き上げておられる、といった点です。他社が「出来ない、やりたがらない」ことを「当社がやる」という考えから、既成概念に囚われることなく柔軟に経営を行うことの大切さに気づかされました。

また夏目氏は、先代からの言葉である「壁は乗り越えるもの」「迷ったら難しい方へ進め」「うまくいくまで、あきらめない」を常に意識して経営をされていると仰りました。

夏目氏は、「従業員が幸せでなければ、お客様を満足させることはできない」と説かれるなど、非常に従業員を大切にしておられ、そうした姿勢からは素晴らしい企業文化を感じることができました。また今回はオンラインでの工場見学を行ったことからも、実際の生き生きとした、さらにオープンな企業の実際の姿を感じ取ることができました。これからの更なる進化が楽しみな東海バネを肌で体感できる、貴重な時間となりました。

文責:議事録隊 切石右京

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