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本日は豊岡市長 中貝宗治氏による講義でした!

2019年11月19日
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本日は豊岡市長 中貝宗治氏による講義でした。

多くの都市がグローバル化によって均一化される中で、豊岡市は伝統を守り受け継ぐことで東京を介さずに世界とつながる「小さな世界都市を作る」ことに力を入れているそうです。

 

取り組みの軸として、コウノトリや柳行李を用いた環境へのアプローチ、そばや温泉などの豊岡の伝統を伝えるアプローチ、演劇や歌舞伎など芸術文化を盛り上げるアプローチの3つについてお話をして頂きました。

特に印象的だったのは、環境への取り組みで、コウノトリが住める環境にすることで地域の自然を総括的に守り、さらに発展につなげることに成功されている点です。コウノトリは魚、カエル、蛇などを餌にする捕食動物であるため、「コウノトリが生きられる環境=多くの種類の生物が暮らせる環境である」と言い切ることができます。一度は絶滅したコウノトリが暮らし、多様な動植物が生息する豊かな環境が整ったことに加えて、子供達がその活動に積極的に関わっている姿勢も印象深く残っています。地元で作った「コウノトリ米」を東日本大震災の被災地に届けるために、自ら市長を尋ねたり、運送の見積もりを立てて募金活動をする子供達の熱心な姿勢と、それを支える周囲の大人がいる環境は「田舎」ならではの強みなのではないかと感じ、市長のおっしゃった「地方で暮らすことの価値を創造」が実現されているように思います。

また、経済を味方にすることで持続的に自然を保全し、共生を目指す「環境と経済の共鳴」は環境問題が深刻化している現代で、経済と環境の理想的な関係性であるように感じます。例えば、エコバックや竹やステンレス製のマイストローの販売が増えているように、エコを商売に取り入れる取り組みは、今後様々な形態に応用されていくのを個人的に期待しています。

 

私にとって「伝統を守る」や「ローカル」と「グローバル」は対極にある印象があり、「ローカル&グローバルシティ」というフレーズには最初矛盾を感じていました。お話を伺う中で、昔にタイムスリップしたような城下町の町並みや、コウノトリの雄大さに惹きつけられ、いつか豊岡市を訪れたいと思う気持ちが強くなっていることに気がつきました。実際に、日本国内に留まらず、海外からも豊岡市を訪れる人や宿泊客が増えているそうです。

今日は講義を通してグローバル化が進む中でのローカルであることの意義を理解できたように思います。

文責:吉村莉恵

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