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本日は伊藤亜聖氏による講義でした!

2019年08月02日
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本日は東京大学社会科学研究所准教授の伊藤亜聖氏による講義でした。

「中国発の革新とグローバリゼーション」をテーマに、高齢化が進む中国が次の時代に向けてどう準備していくのかや、企業が先導するイノベーションが社会にどの様な影響をもたらしているのかについてお話頂きました。

中国ではマクロ経済成長の勢いが落ちている一方、イノベーションを主導している「ユニコーン企業」と言われるベンチャー企業の成長が著しく、二つの面が同時並行で発生する、多面性が中国経済の特徴であるとのことでした。

中国のイノベーションを担っている企業として、高性能のカメラ付きスマホや5Gスマホなどを扱う「ハードウエア」と、スマホ内で使うアプリや無人コンビニ等を扱う「モバイルインターネット」の2種類の分野が紹介されました。「ハードウエア」の現場では、世界トップレベルのサプライチェーンや、商品を研究開発できる環境が整っていることに加え、働き手の強い意欲(72時間働き続けてでも成果を出そう!)がイノベーションの原動力になっているようです。「モバイルインターネット」の現場では、様々なデータの可視化や、監視体制の整備が進んでいるとのことでした。個人的には監視体制や無人サービスと聞くと少し抵抗を感じてしまうのですが、中国人の方は「便利になるなら良いよね」と考える方が多い様です。自分の社会的地位を強く意識する文化があるからこそ、監視され評価される環境は中国では望まれたシステムであると伺い、納得しました。

中国はインターネット規制があり、日本や他の欧米諸国とは異なるインターネットフィールドが広がっています。中国は壁の中にいるにも関わらず、ここまでのイノベーションが成功しているのには、国内での激しい競争や、壁があると言っても中国人の外への出入りが活発であることが関係しているようです。

 

今回は成長する中国の経済と言うホットなトピックだったからか、多くの塾生が積極的に質問している場面が印象的でした。

私自身は、急成長する中国の経済のスピードや複雑さについていけない印象があり、苦手意識すら持っていたのですが、今回の講義を通して中国のイノベーションについて知ることができたので、今回得た知識を元に中国の経済に関するニュースにはアンテナを張っていきたいと思いました。

文責:吉村莉恵

 

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