西岡塾15周年記念パーティーを開催しました | 西岡郁夫コラム -日々のつぶやき-

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西岡郁夫コラム

西岡塾15周年記念パーティーを開催しました

2016年08月23日
日々思う事

パーティーでご挨拶させて頂いた文章を長文で恐縮ですが西岡塾の沿革が分かって貰えると思いますのでそのまま載せさせて頂きます。

こんにちは。大変お忙しいところをご参加頂きまして誠に有難うございます。先ずは缶ビールで乾杯をしましょうか。ご用意下さい。では、西岡塾15周年「つながろう15年、つなげよう未来へ」乾杯!飲みながら気楽に聞いて下さい。

今日のテーマは「つながろう15年、つなげよう未来へ」です。塾生のみなさんは頻繁に飲み会をやってくれて居ますので同期での、つまり横のネットワークは完璧です。しかし、期を超えての縦のネットワークはまだまだです。塾の1期から15期の間に入塾した塾生は313名を数えます。313名の仲間がいろんな業界で活躍しています。そのネットワークを横だけじゃなく縦にも積極的に活用しないなんて勿体無い限りです。本日は「つながろう15年、つなげよう未来へ」の合言葉のもとに特に縦のネットワークを強化する起爆剤として企画しました。だから今日の座席も各期が一緒ではなくランダムになっています。是非とも縦のネットワークを作って下さい。塾もホームページを改変してサポートします。

さて、この機会を頂いて西岡塾のことを少々まとめて紹介させて下さい。西岡塾は2002年に丸ビルで「丸の内ビジネスアカデミー@MBA」として産声を上げました。                                実は三菱地所さんが丸ビルを竣工される時に、「質の良いコンテンツの集積場にしたいからアドバイスを下さい」と相談に来られて、「それじゃ、丸ビル内にビジネススクールを作りましょうか」となって作ったものです。一橋大学ICSの当時の学科長 竹内弘高先生にご協力を願って、コンテンツつまり、講義のプログラムを設計して頂き、私が企画から運営全般を担当してスタートしました。それから15年、「まさに光陰矢の如し」です。いろいろのことがありました。みんなの記憶に残っていそうなのを拾っていきますと:

2004年の3期の時に講師の小林三郎先生、サブちゃんがしばらくアメリカに移られるというので1期、2期、3期合同で歓送会を開きましたね。木内くんが連れて来たバンドをバックに、サブちゃんがギターを演奏しました。カッコ良かったですね。大いに盛り上がりました。

 

2007年の6期からは新丸ビルの竣工にともなって、会場を新丸ビルに移しました。塾の名称も「丸の内ビジネスアカデミー」から丸の内「西岡塾」に変更しました。5期までの塾生の方はいまでも@MBAと懐かしそうに話されるので、ちょっと申し訳なく思う次第です。しかし、「西岡塾」としたことで「西岡さんのコミットメントがより明確に伝わります」という温かいご声援を竹内先生はじめ多くの方々に頂いて背中を押して頂きました。

2008年の7期では事務局の松井淳子さんの尽力で丸の内「西岡塾」通信を創刊することが出来ました。卒塾後に編集委員が集まって手作りする「西岡塾」通信は塾の大切な活動になりました。「松井さん、ありがとう」。また同じ7期では、本日もご参加頂きました東海バネの渡辺社長が、この年のマイケル・ポーター賞を受賞されましたので塾主催の受賞記念講演会を開催しました。みんなの待つ会場に「取って来たでー」と受賞記念のOut of Boxの黄色い旗を持ち込んで頂きました。JVCケンウッドの河原CEOと花王の常磐元会長も加わって頂いて藤川先生のリードで講演会と座談会を開催致しました。会場は7期の三井不動産の湯川くんのお世話で竣工間もない東京ミッドタウンを使わせて頂きました。

2009年の8期では一橋大学を定年退官された竹内先生がハーバード大学ビジネススクール教授に移籍されることになり「ミッション、ビジョン、バリュー」の最終講義をお願いし、塾生一同から花束も贈呈致しました。従ってその後は講師の選定を含めて、すべてを私が責任を負う今の体制が確立しました。

2010年の9期の時には教室を新丸ビルから六本木のマンションの一室に移動しました。新丸の教室はとっても立派だったのですが、むしろ狭い教室で講師と塾生が膝詰めで議論をする松下村塾とか適塾のような環境が欲しくて、ワンルームマンションに移ったのですが、室内にトイレが1つしか無くて、特に女性の塾生にひどい不便をお掛けしました。柴田さん、渡瀬さん、と事務局の石川さんが被害者でしたね。

そこで2011年の10期からは現在の元赤坂に活動拠点を移し、現在に至っております。

さて、「西岡塾」の自慢のコンテンツについてちょっと聴いて下さい。まずは、ご指導を頂く素晴らしい講師陣の内容豊かな講義です。最近塾のホームページが良くなって、多くの人が訪れて塾に興味を持って頂けます。その反応は「よくこんなに多彩な講師の先生方が集まられますね!」というものです。西岡塾の講師の先生方の講義はご自身が懸命にやって来られた体験からの叫びなのです。だから我々の胸を打ちます。今後もこのクライテリアで講師の先生に講義をお願いしてまいります。

次の自慢のプログラムはチームビルディングですね。1期からずっと古川和さんにご指導頂いております。和さんのチームビルディングは「昨日まで会ったことのなかった塾生同士が、森の中のたった一泊の合宿で、大の仲良しになるという魔法の研修」です。和さんには今日も楽しいゲームをお願いしています。和さん、宜しくお願いします。

次は財務の補講です。そもそもは「アカウンティング」と称して2.5時間の講義がありました。しかし、塾には私のように技術畑やマーケティングなどBSもPLも見たこともないひとがいます。その人達に2.5時間の講義一回では無理だなと思い、「じゃ予習をしよう」ということにして1期生の木内さんが担当して予習を始めました。それに6期生の関岡さんが加わって陣容が整いました。関岡さんが作った予稿集を、当時アカウンティングを担当して頂いていたICSの中野先生にお見せした処、「これは素晴らしい。僕の講義より、これで行こう」と言って頂いたので、木内君と関岡君が2.5hの講義を計5回やることになりました。塾生の中には財務のプロも居ますので、無理に出なくてもいいよという意味で財務の補講にしました。「財務の基礎が面白くわかる」と大好評です。最終回の財務分析の演習には英国PUBを運営する㈱HUBの6期生太田社長が参加してくれて、塾生がグループで研究した「HUBの財務分析と提言」を太田社長にぶつけるという充実したプログラムになっています。1期の木内さんと6期の関岡さん、太田さんは卒塾生から講師に昇格された訳です。これも嬉しい実績です。

もう一つ特徴的なプログラムは「自己変革計画の作成」です。これは9期からスタートしました。西岡塾は塾長が毎回講義に出ているので、どんどん進化しているわけです。進化しないと滅びますからね。これは、入塾直後に塾生の職場の上司、同僚、部下計7名+ご家庭のみなさんにも加わってもらって、360°評価のアンケートを実施します。アンケートには「職場ではどんな人ですか」、「良い所、伸ばして欲しい処はどんなところですか」、「良くない処、改善すべきところは何ですか」とか、「ご家庭ではどんなお父さんですか?」、「辞めて欲しい、改めて欲しいことはありますか?」などなどの質問には文章で答えて頂きます。これが厳しいですよ。職場でも、ご家庭でもバンバン書いて頂けます。どんな回答が来るか極一部を紹介します。たとえば:

・ 彼は短気で、大きな声をあげれば周囲が言う事を聞くと思っているふしがある。「怖くて近寄り難い」威圧的な上司。営業至上主義の「上から目線」はやめた方がよい。

・ 彼は相手を論破することを前提に対峙してくることが多い。先ずはジックリ傾聴してほしい。

・ 率先垂範も良いが、難しいことを全部自分でやってしまうので部下が伸びない。我々部下にも仕事をさせて欲しい。

ご家庭からは:

・ 「私の話をもっと聴いて欲しい」と思うが、またに話の途中でイラッとされる時がある。みんなが同じ能力ではないのだから、下らなさそうにイラッとしないで欲しい。

・ 不機嫌な顔で帰宅してムッとした顔でTVを見ながら食事をするのはやめて欲しい。

・ 子供の面倒を積極的に見てくれるし、家事もどんどんする素敵なパパです。でも、時々は、照れずに「私にも」愛情表現をして欲しい。

・ もうちょっとおこりかたはていねいに。 

・ パパは休日でもあいぱっどばかりするか、ねている。

・ 油をのみすぎてテレビの前でねるのはやめてほしい。

こういうアンケートを参考にしながら塾長との1:1で自己分析をし、グループで夫々の課題と対策をみんなで共有、アドバイスし合います。そして作った計画書を全員の前で発表して問題点を共有します。素晴らしいのは業界、職種、経験、環境の違う塾生たちが仲間の悩みや問題意識にどんどんアドバイスを出し合うことです。しかも、これを卆塾直前にもう一度繰り返すのです。ねー、こんなことをする経営塾はないでしょう?

塾生自身が「こんなことを仲間と話し合えるなんて考えもしなかった。大変充実した時間だった」としみじみと言ってくれています。威圧的な上司と言われた彼はその後すぐにデスクに鏡を置くようになりました。部下と話す前に自分の顔をチェエクしています。部下の評判も上々です。

私は思うのです。経営学の理論を学んでも、それだけでは職場での指導力には結びつきません。勉強力=仕事力ではありません。ご家族を幸せにできないで、家でブスッとしている人が職場に来た途端ににっこり笑ってリーダーシップなんて、気持ちが悪いですよ。 勉強は大切です。しかし、10人の部下を持つ人が、「あのグループではやっぱりあいつが一番だ」と言われているようじゃダメです。「あいつに10人の部下を預けると、部下が活性化されてグループとして20人前の仕事をする」と言われなければダメです。そうすれば次は30人の部下を預けられます。30人で50人前の仕事をするのです。

トップが「来期はこうする」と戦略を説明しているときに眠たそうな顔をするミドルはその瞬間失格です。メモを取るために下ばかり見ている奴も失格です。トップの目を「ハッシ」と直視し、トップの話に共鳴しなきゃー! これはミドルの「基本の基」です。塾はそういうことを学ぶ道場なのです。道場だから失敗が許されます。

佐山先生が一度、「経営塾はいっぱいあるけど、他所の塾長は毎期の初めと終わりにしか顔を見せないのが普通。西岡塾は塾長が常に一緒に講義を熱心に聞く珍しい塾だ」と言って頂きました。私には最大のお褒めのお言葉です。

こんな西岡塾を全面的にご支援頂く講師の先生の皆さま、塾生を派遣頂く企業の関係者の皆さま、講義を支えてくれる議事録隊の皆さま、そして西岡塾の主役である塾生の皆様、みなさまが西岡塾のネットワークです。厚かましいけど講師の皆様もネットワークに入って下さい。そして「つながろう15年、つなげよう未来へ!」です。ご清聴ありがとうございました。

 

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