西岡郁夫の部屋

嬉しくて涙が出ました [2011年2月24日 16:55]

生後幾久しく生きてきましたが、「こんな嬉しい経験は初めて」というくらいに感激しました。
丸の内「西岡塾」の9期が終了し、5月から始まる10期に向けて塾生の募集を始め、現在、塾生を派遣頂いている会社に出掛けて9期のご報告と10期のご案内を順次させて頂いているのですが、昨日は熱心に派遣頂いているN社に出掛けてきました。
人事のご責任者にいろいろとご報告を熱心に聞いて頂いたあと、9期を卒塾したばかりのC君が「西岡さん夕暮れですから、ちょっとビールでも」と社内レストランに案内してくれました。そして美しい夕日を見ながらジョッキを傾けていると、どうでしょう、同社の過去の卒塾生がぞろぞろと「塾長、お久し振りでーす」と一緒にビールを飲みに集まって来てくれたのです。海外勤務などで集まれない人を除いてなんと6人も。あんまり美味しいビールだったのでジョッキに2杯も飲み干しました。
みんな、ありがとう。
先月のシャープ辻相談役に続いて9期番外編の特別講義は住商の阿部さん。西岡がいつもベテランの会などでお付き合い頂いている仲間で、2月18日に行われました。
阿部さんは住友商事でアメリカ勤務が永く、シリコンバレーでのベンチャー投資で大きな実績を上げたあとネットワーク事業本部を経て住商エレクトロニクス社長、住商情報システム社長のあと2009年に常務執行役員として住友商事に復帰、現在は新産業・機能推進事業部門を束ねる常務執行役員である。
大学時代のテニスで鍛練した身体はいかにも若々しく講義をしていても元気な体を持て余しているようだ。西岡塾は講師と塾生の物理的な距離が(従って精神的にも)近いので身振り手振りの話から熱気が伝わる。
阿部さんが入社した当時の住友商事の電機米豪課は毎日が3時、4時までみんなが居残りして働くようなすさまじい職場だったそうだ。当時の日本には住友商事だけでなく、職場の上下関係の厳しい徒弟制度のような会社が沢山あった。僕のシャープの経験でも30歳過ぎの係長が部下全員の業務日誌を毎日赤ペンでチェックして10数人を束ねていてしっかりしていたものだ。うろちょろしている今の30歳過ぎの社員たちからは想像も出来ない。そういう職場でエライ目に遭わされた上司との葛藤、信頼、仲間との友情、初めての海外勤務、現地の仲間との触れ合い、日本に帰任して、住商エレ、住商情報という上場会社の社長としての働き方、部下への思いなどなどから阿部康行という人間を十分に分からせた上でLeadershipとは、基本方針策定の勘所、働きやすい環境の作り方という具体的な話しに踏み込んだ。塾生たちとも年齢差が少ないだけに「よし、良いところを真似して追いついて追い越そう」という気持ちで前にツンノメッテ話を聞いている塾生の背中が印象的だった。

                      

西岡郁夫の近々の講演予定 [2011年2月 4日 17:18]

◆ 2月9日に富士通総研主催の「大企業とベンチャ企業の協業が拓くわが国のICT産業の未来」
が開かれます。西岡郁夫が基調講演とパネルディスカッションに登場します。

題目: 「大企業とベンチャ企業の協業が拓くわが国のICT産業の未来」
日時: 2011年2月9日 13時から17時30分まで
場所: 経団連会館 4階ダイアモンドルーム
主催: 富士通総研、後援:富士通
会費: 無料、ただし、以下のサイトでの事前登録をお願いいたします。
http://jp.fujitsu.com/group/fri/events/conference/conference-24.html
満員になったようですが、参加ご希望の方は基調講演者枠で多少は無理がききます。

◆ 中小機構が、新事業の創出と明日のリーダーとなる起業家輩出を促進する ためのイベントを開催します。
◆ 【分科会?:大学発ベンチャービジネスコンテスト】16:40?18:30 の審査委員で西岡郁夫が参加します。
併せて「Japan Venture Awards 2011」表彰式も同時開催されます。
18:00からのビジネスラウンジ(軽食含む情報交換会)は会費1000円で参加出来ます。
ベンチャー振興のためご都合の付く方はどうぞいらっしゃって下さい。

[日時]2月16 日(水)13:00?18:30
[場所]六本木ヒルズ森タワー・アカデミーヒルズ(東京都港区)
[参加費]無料 [定員]400名(事前申し込み制
 http://j-venture.smrj.go.jp/spirits/index_tokyo.html

西岡塾9期卒塾報告 [2011年1月20日 16:46]

 
しばらくブログの更新が途絶えて失礼しました。
9期が12月4,5日の合宿で卒塾論文発表を終え無事終了しました。卒塾合宿一日目には常連の東海バネの渡辺良機社長、ユニゾンの松田清人代表に今年は兵庫県豊岡市の中貝宗治市長が加わって頂き、9期生のクレド(信条書)の作成に激論を飛ばし、夜遅くまで飲んで食って議論をして、また卒論の最終準備に戻るというハードスケジュールとなりました。
二日目は楠木健一橋大学教授、元ホンダの小林三郎(現中央大客員教授)も審査に加わり、ゲストとしてHUBの太田剛社長や一休.comの森正文社長も議論に加わって頂きました。
卒論のテーマは「公文式」と「一休.com」のマーケティングプランの提案。4グループが2Gづつに分かれてプレゼンテーションをしました。
ハプニングはゲストに来てもらっていた公文式の取締役から「今日の発表を公文に来て自分の部下たちにぶつけてやってくれ」というリクエスト。早速受けて立った公文担当の2グループが12月15日に公文の本社に出掛けてプレゼンをやってきました。嬉しいですね、塾内の議論が他流試合に臨みました。
卒論の中身はすみません、一般公開はしていません。
卒塾して行った塾生たちですが、そのまま放免されません。明日1月21日には辻晴男シャープの元社長(現相談役+西岡の元ボス)が特別講義に来て頂けます。折角ですので9期生だけでなく前卒塾生にも声を掛けて明日丸ビルで講演会を開催します。また、2月18日にも住友商事の阿部康行代表取締役常務も講演に駆け付けてくれます。卒塾してからも離さないのが西岡塾の特徴です。


西岡郁夫プロフィール [2010年7月 2日 11:20]

株式会社イノベーション研究所 代表取締役社長

 

 mark.gif 略歴

1943年 大阪生まれ
1966年 大阪大学工学部通信工学科卒業
1969年 大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻修士課程修了
シャープ(株)入社。
入社後すぐ上司を説得してシャープにCADの研究グループを創設。
プリント基板の設計用CADシステムを開発し、実用化のためのCADセンターを開設して所長へ。外販システムとしても成功する。
LSI設計用CADや三次元機械設計用CADでも自社製ソフトの開発に成功して社内設計支援グループを運用した。その後、ソフトの研究開発領域を拡大するため技術本部コンピュータ・システム研究所を創設して所長となる。
1981年 CADの研究で大阪大学から工学博士を取得
1986年 情報システム本部コンピュータ事業部長、同副本部長を歴任。
1992年 インテル(株)副社長に転進。
1993年 同代表取締役社長
日本のパソコン、E-mail、インターネットの普及活動に邁進するとともに、経済産業省(旧通産省)のITSSPプロジェクトに参画し、日本企業の対米競争力を取り戻すべく「ITの戦略的活用法」を中堅・中小企業に教育しIT経営化の普及活動に指導的役割を果たした。
1997年 同代表取締役会長、99年4月退社。
1999年 モバイル・インターネットキャピタル(株)をNTTドコモなどとの共同出資により設立し、代表取締役社長に就任。ベンチャーの経営指導に注力する。
2000年 日本の大企業のトップがベンチャーを支援するために組織として「ベンチャーを支援するベテランの会」を設立。
2002年 ビジネスのプロフェッショナルを育てるための「丸の内ビジネスアカデミー(現在丸の内西岡塾に塾名変更)」を設立して塾長。

  

 mark.gif 兼職

ITコーディネータ協会理事、同業務開発・広報委員長、文部科学省大学発ベンチャーIT部門プログラムオフィサー、東京経済大学、東京工科大学、大阪経済大学各客員教授、大阪市立大学経営評価委員など。

 

 mark.gif 専門分野

日本企業の情報利用技術の対米格差を無くすべく、パソコンや電子メール、インターネットの効用を「伝道師」として説き歩く一方、起業の夢をもつ若者たちを指導している。

 

 mark.gif 著書

「パソコンやってますかぁ」(1996/ダイヤモンド社)
「ITに関心の無い経営幹部は今すぐ辞めなさい」(1998/かんき出版)

 

(以下、塾風景)
塾風景 塾風景
塾風景 塾風景